あれから、もう10年・・・

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母子生活支援施設が、旧施設から全面改築をしたのは、平成24年3月。あれから、もう10年経過しました。

この10年の間にも、たくさんのお母さんと子ども達との出会いがあり、みんな、いろいろな気持ちを抱え

ながら、半田同胞園に来ていて、今までとは違った環境のなかで、少しゆったりと、抱えている悩みにも

向き合いながら生活を送り、再び、地域に引っ越していくという、母子生活支援施設、半田同胞園での生

活とは、いっときの通過点に過ぎないのです。その後、地域で生活していく中で、何か困りごとがあれば、

一緒に対応策を考えるなど、長くお付き合いをさせていただいているお母さんや子ども達もいます。

旧施設から全面改築をして10年を経過した今、空き室が多々あるという現状となっています。長く施設に

携わっていますが、こんなに空き室があるのは、初めてのことだと思います。

居室は、南向きにベランダがあり、太陽の日差しが燦燦と降り注ぐ、明るい柔らかい雰囲気です。

これからも、当施設で、たくさんのお母さんや子ども達に、安心・安全な生活を送ってもらえたらいいなと

思っています。