Career Message-01
子供たちと一緒になって、
何かに挑む、何かを創る、
というアプローチを
していきたい。

保育所 保育士 副主査
吉川智香 Tomoka Yoshikawa

Profile
◆好きな言葉:石の上にも3年◆趣味:旅行◆愛読書:林明子さんが描く絵本が好き◆尊敬する人:考え方、生き方のヒントをもらえる人全て◆夢:日本各地への旅。

保育者が一方的に引っ張っていく保育ではなく、子どもたちと一緒に作り上げていく保育を心がけています。一人ひとりの個性に目を向けて、人対人として向き合い、それぞれの感じていることや考えや知り、その上で一緒になって、何かに挑む、何かを創る、というアプローチをしていきたいと思っています。

大切なのは、子どもたちが主体となる園生活です。子どもたちの自主性を重んじて、それぞれが自ら考え、悩み、答えを探りながら、いろんなことにチャレンジできる、その環境づくりこそが私たち保育士のいちばん重要な役割であると私は考えます。

だからこそ、これからも「運動会」も「音遊会」も「様々な行事」も「日々の遊び」も、子どもたちと一緒になって作り上げ、たくさんの「特別な思い出」を残していきます。つまり、子どもたちの「想像力」や「創造力」を豊かに育める保育を実践していこうと思っています。

何より子どもたちの表情が生き生きとしていて、
「ここだ!」って。迷わず決めました。

Q.なぜ半田同胞園を働く場として選びましたか?

大学の先生の勧めです。見学に来たときに、その特徴的な保育のあり方、明るい雰囲気、風通しの良さなどを実感。そして何より子どもたちの表情が生き生きとしていて、「ここだ!」って。迷わず決めました。

Q.現在の仕事は?

年中クラス(4歳児)の担任をしています。また、副主査として、保育所の運営、いろいろな対策や計画、年間行事の進め方などを主査の先生たちとともに話し合い、取りまとめる役割も担っています。さらに後輩保育士の育成などにも携わっています。

子どもたちの心の面での成長シーンに
出会ったときは特別に嬉しい。

Q.仕事のやりがいは?

日常の中で、子どもたちの成長を感じる瞬間は沢山ありますが、中でも心の面での成長シーンに出会ったときは特別に嬉しいです。思いやりを見せる瞬間、優しさを感じる瞬間、勇気をもって一歩踏みだす瞬間など、私自身の心にも響く場面を見る度に、この仕事のやりがいを感じます。

Q.仕事を通じての感動エピソードがあったら教えてください。

年長担任時のこと。卒園が近づく頃、卒園アルバムに「将来の夢は保育士」と書いていたAちゃん。「先生、Aが保育士になるまで、ここにいてね。絶対だよ!」と言われたときに、驚くとともに、嬉しさのもあって、感動した、あの日の出来事。今でも強く心に残っています。

Q.働く場としての魅力は何ですか?

園児も職員も多く、いろんな個性が存在して、そんな中で活発な意見交換やコミュニケーションがあります。情報を共有したり、共感しあったり・・・という時間があること。それがお互いの心のゆとりをつくり、心の豊かさにつながっているような気がします。

自らの背中で、お手本を示せるような存在を目指す。
そして「素敵な生き方」を自然体で貫けるような人を目指す。

Q.あなたならではの仕事ポリシーや仕事スタイルがあったら、教えてください。

子どもたちの自主性を重んじる保育のあり方を考え、進めていきたい。例えば「音遊会」などは、子どもたちと一緒に演目を選び、シーンやセリフなども考え、一つのストーリーを演じる世界を創り上げていきます。苦労も多いけれど、そのプロセスの中で、子どもたちは見違えるほどの成長を遂げます。だからこそ、その達成感も特別なものになるのです。

Q.今後の目標は?

リーダー保育士として、まだまだなので、リーダーとしての資質を身につけ、磨いていきたいです。今までは先輩たちの背中を追いかけてきましたが、これからは自らの背中で、お手本を示せるようになりたい。広い視野を持ち、経験を重ね、バランス感覚を磨きながら、後輩保育士からも、そして子どもたちからも慕われる存在へ。「素敵な生き方」を自然体で貫けるような人を目指していこうと思います。