Career Message-02
子どもたちの未来につながる
「今、できること」を見つけて、
その一つひとつに
情熱を注いでいきたい。

保育所 保育士 分野別リーダー
山口綾子 Ryoko Yamaguchi

Profile
◆好きな言葉:感謝◆趣味:温泉めぐり◆尊敬する人:仕事と家事の両立ができる人◆夢:日本全国の温泉めぐり。

私が担任をしている乳児たちは、まだ言葉での意思疎通が難しい分、表情や仕草や体調などに繊細に気を配ること、そして保護者との情報連携をすることが、より重要になってきます。だからこそ私は、一人ひとりの個性や性格を見極め、どんなサポートをしたら、成長へのベストな後押しができるかを考え、日々実践するようにしています。

ここには経験豊かな保育士の先生たちが沢山います。お手本となる対象が周りにいることは、とても心強く、いつも多くの刺激をもらいながら、それらを指針として、より良い保育へのトライをしています。

私のモットーは、子どもたちの未来につながる「今、できること」を見つけて、その一つひとつに情熱を注いで取り組むこと。微力ではありますが、これからも子どもたちにとって有益な存在であり続け、そして価値ある体験機会を次々と創り出すチャレンジをしていこうと思っています。

若かりし頃の日々とは違ったアプローチで、
保育士としてのセカンドキャリアを積み重ねています。

Q.なぜ半田同胞園を働く場として選びましたか?

以前にここで仕事をしていて、結婚を機に退職。10年以上のブランクを経て、復職しました。再びここを選んだのは、知っている先生が沢山おり、そして以前と変わらず、働きやすい環境と雰囲気があったからです。

Q.現在の仕事は?

1歳児クラスの担任をしています。また、分野別リーダーとして、職員のエプロンなどを発注する役割も担っています。2児の母である経験もフルに活かしつつ、そして新しい保育のあり方も模索しながら、若かりしファーストキャリアの時代とはまた違ったアプローチで、保育士としてのセカンドキャリアを積み重ねています。

私にとっての感動エピソードは、
毎日のように積み重ねるものになっています。

Q.仕事のやりがいは?

子どもたちと気持ちが通じ合う瞬間は、何度味わってもいいものです。また、昨日までできなかったことが、今日初めてできた、その瞬間を共有できること。これがこの仕事の喜びです。小さな変化ではありますが、子どもたちにとっては成長への大きな一歩であり、それらを見守り、支えることが私たちの最も大切な役割だと思っています。

Q.仕事を通じての感動エピソードがあったら教えてください。

「おいで」と手を広げると、純粋な笑顔で、よちよち歩きで飛び込んでくる、その瞬間こそが至福の時です。毎日のように訪れる、その瞬間の幸福度は、決してトーンダウンすることはありません。毎回、毎回、心が震えるのです。そういう意味で、私にとっての感動エピソードは、毎日のように積み重ねるものになっています(笑)。

Q.働く場としての魅力は何ですか?

保育士同士が仲よしで、和気あいあいとしながらも、一方で日々刺激しあってお互いの成長を支え合うことができるところです。また、常に子どもたちのことを考え、保育プログラムや遊びなど、いいものなら、どんどん取り入れて試す、そのチャレンジ精神にも魅力を感じています。

子どもたちへ。常に「いい影響力」を
与えられるような存在であり続けたい。

Q.あなたならではの仕事ポリシーや仕事スタイルがあったら、教えてください。

子どもたちの言いたいことを聞く「耳」、伝えたいことを感じとる「心」を持ち続け、その感度をさらに磨いていきたい。いつも聞き上手であり、そして絶えず思いやりのスタンスで子どもたちと向き合っていくことを心がけています。

Q.今後の目標は?

私たち保育士の考えや言動や行動は、子どもたちにとって大きな影響力がある・・・この重みを肝に銘じて、常に「いい影響力」を与えられるような存在であり続けたい。そして子どもたちの未来につながる「いい保育」を自分なりに考え、実践していけたら、と考えています。